エクステリア用語集
アルミ形材
アルミ地金を押出し成形した素材で、金属の質感と重量が軽いのが特徴。大量生産が可能でコストも安価なため、門扉の主流商品として使用される。本体のデザインは、パイプ形状の組合せになるので、デザインは直線的、かつ幾何学模様のバリエーションとなる。
アルミ鋳物
アルミを溶かし、型に流し込んで成形した門扉。質感は鉄に類似して、素材が持つ質感を表現するため、陰影で立体感や存在感を示すものもある。型枠成形のためサイズ調整は難しいが、曲線の組合せなど自由なデザインが容易であり、利用頻度も高い。
化粧ブロック
コンクリートブロックの一種で、表面に着色、塗装などの化粧仕上げや研磨、切削、洗い出し、たたき、スプリット、スランプリブ付き加工など、意匠上有効な仕上げを施したブロック。
土間コンクリート
生コンクリートを現場寸法の型枠に打ち込み、一定期間養生して固定する。堅牢で維持管理も容易であるが、ひび割れが発生したり、そのままでは表情に欠ける面もある。美観を表現する仕上げ法として、表面を洗い流し骨材を露出させて仕上げる洗い出し、左官工事で一定方向に撫で粗面を出して仕上げるはけ引き仕上げ、金属製または木製の饅を使い滑らかな表面を作る鎭仕上げなどがある。ひび割れ対策として収縮目地等の処理をする。
インターロッキングブロック
工場でつくられたカラーコンクリートブロックの一種で、サイズ、形状、色ともに豊富に生産されており、選択や組合せによって変化のある舗装が得られる。目地に砂を用いて敷き並べるため、透水性を持ち、耐衝撃性、耐久性に優れ、主に歩道や駐車場に用いられる。
レンガ
粘土、砂等を主原料に成形し焼き固められ、滑りにくく透水性もあり、主に園路などに敷き詰めて用いられる。洋風の演出に好んで使われる材料であるが、摩耗しやすく、耐衝撃性に乏しい。
擬木・擬石
外観を木や石に似せたコンクリート、または樹脂が素材。コンクリート系は着色セメントを固めて形成し、塗装で仕上げる。樹脂系は木粉入りアクリル系樹脂等を圧着した合成木材、プラスチックの合成強化(FRP)資材を形成した擬木・擬石がある。擬石は、坪庭・屋上用製品、擬木は範囲が広く、公園施設、ストリートファニチャー、杭等にも使用される。